シーリングが乾いたら養生をしてどんどん塗っていく。
といきたいところですが、M様のお宅は下塗りをする前に必要な作業がいろいろあります。

まず、外壁のあちらこちらに発生しているこのようなクラック。
これらをパテ処理にて補修していく作業が必要です。
M様の外壁はフラットなサイディングの為、この質感を活かそうとすると
下処理をいかに丁寧にしておくかが大きなポイントになります。

ただパテを打つだけではパテ跡や凹凸感が目立ってしまう。
パテを打った部分をペーパーで擦ると、擦った部分と擦ってない部分の
吸い込みムラがでてしまう。
とのことで、外壁全体にペーパーをあて、擦って粉末になったものを
拭き取って粉が残らないようにするという作業が加わりました。
塗膜がめくれていた青い外壁面も同じようにペーパーで擦って
捲れかかっている塗膜を取り、表面の粉は拭き取っていきます。

　
作業している職人はとても大変な作業ですが、数日間まったく変化のない
外壁をみてお客様は不安に思ったかもしれませんね^^;

下処理が完了したらいよいよ下塗りの開始です。
フラットさを残すためにボテッとならないように…塗料が垂れないように…
塗りつぎが出ないように…と慎重に塗っていきます。
　　

下塗りが終わったら仕上げの色の塗料を2回塗っていきます。
すべての工程において「慎重に」です。
気を抜いたら今までの作業が台無しになってしまいますからね。

サイディングを張り替えたかのような美しい仕上がりです(^^)

また、美濃加茂市や多治見市など中濃地区にお住まいの方も
もちろん塗り替え工事を承っております。
外壁塗装やお家のお困りごとなどお気軽にご相談ください。